忘れ物を届けに・・・

梅花堂の鬼饅頭を頂いた。
忘れ物を届けに来られたHさんのお父様の差し入れだとか。一体何を忘れたんだ?会社に届けにくるほど大事な物って。
まだ少し温かくとても美味しい。ここの鬼饅は甘いおいもがゴロゴロ入って天下一品。
鬼饅頭は名古屋だけのものらしい。ここらでは、子供の頃のおやつの定番だけど。

急に取引先へNが行くことになった。
彼女はうちの課に来たばかりで、そこへ行くのも初めてなので、皆で温かく送り出した。
「気をつけてね」「そうだ。ついでに帰りにSATYでシュークリーム買って来て。」
と、太っ腹の課長がお金をくれた。
ビアードパパの作りたて工房」のシュークリームが、長久手のAPITAでは長蛇の列だけど、豊田のSATYの店は穴場なんだとか。
高速の事故渋滞で1時間以上遅れて、手に箱をいくつも持ったNが戻ってきた。
早速、お待ちかねのシュークリームを頬張る。
お、お、おーいしーーーい!!!
生とカスタードを合わせたとろ〜っとした、甘さもほどほどのクリーム。
他では食べたことがないシュー。ほんのちょっとの塩味がいい、クッキーのようなかりっとした生地。
上手く表現できないのがモドカシイけど、今までで一番おいしい!
シュークリームの王様は、この「ビアードパパ」のシュークリームに決定よ。
4個余ったので、Nと私が2個ずつお土産にもらった。
きゃー。ステキ。食べ物にめっぽう弱い2人だった。

Hさんの忘れ物が判明。
なんと、お弁当らしい。ひえーー!
彼女は30半ばにしてお母様にお弁当を作ってもらっている、というのもかなり驚きだけど、忘れた弁当を届けて貰えるってどうなの?
「忘れるくらいなら、もう作らんよ。一体あんた何様だと思ってるの。いー加減にせい!子供の弁当作る年でしょうが。」と、うちならば激怒されるところだ。
すごい、H家。
こんなお家で暮らしているから、Hさんは今も少女のように可憐なのだわ。
まさか、弁当なんて思いも寄らないから、「父が忘れ物を持ってきてくれて・・・」と言った時、つい「忘れ物届けるって、中学の頃弁当忘れて届けてもらってる子いたよねえ。はっはっはー!」って言ってしまったじゃないか。
だからHさん、何を忘れたか言わなかったのね。
だって、だってぇー。新婚さんでもしなさそうだもん・・・。口は災いのもとってか。