THE CONVOY SHOW 「雲のゆくえ」

今朝は大失敗。
本を読んでいたら、降りる駅を乗り過ごしてもうたー。

CONVOY祭から一年。
その前は「新タイムトンネル再演」で、も一つ前が「新タイムトンネル」なので、よく考えたら芝居形式の舞台を見るのは、今回でまだ2作目。

「新タイムトンネル」に比べ感動が薄いのは、構成やストーリーも似通っていたり、親の世代へのオマージュだった前作に対して、自分らの夢と希望に燃えたあの頃を懐かしむ、言うなれば過ぎ去った青春時代への懐古がテーマだからだろう。

バカ騒ぎをし夢を語り合った6人が、20年ぶりに仲間の店に集う。
そこにもう一人の仲間源ちゃんはいない。あの頃の夢とは違う人生を歩む6人。

回想へ導入には、佐野元春のRock'n roll nightが歌われる。
大好きだったよう元春!ジャスト自分世代、高校時代よ。泣きそうだー。
ガラスのジェネレーション、アンジェリーナ、rock'n roll night
どれも空で歌えるさ。
このまま、佐野元春オンパレードなら号泣ライブだが、メドレーはビートルズ
ああん、ちょっと残念。

この舞台、どこか時代が交錯しているように感じる。
佐野元春ビートルズでは、世代の隔たりがある。吉田拓郎もさらに違うような。
我らはたのきんシブガキなのよ、聖子やキョンキョンなのよう。
光GENGIで、もうアイドルについて行けなくなった年代なのよ。
劇中では、もう少し上の世代の設定なのかなあ?

かつてのヒーローに扮した仮装大会。
あう、テレビでも欽ちゃん慎吾ちゃんの仮装大賞ではないですか。
その仮装は、パーマン鉄人28号探偵物語の工藤ちゃん、仮面ライダー、赤影、リボンの騎士サファイア姫って、やはり我らよりも上の世代か。
自分たちなら、ウルトラマン仮面ライダーマジンガーZガッチャマンガンダムラムちゃんあたりだもんね。
でも、時代の象徴の張りぼては、タケちゃんマン
やっぱ分らん。

タップやハンドベルなどで、ビートルズを。
そして「LET IT BE」が。
ほんの3.4時間前に、訳あってスマの「LET IT BE」を見たばかりだわよ。
「LET IT BE」と言ってもビートルズ、コンサはファーストコンサート。
松葉杖で歌っていた、「ボクはもう大丈夫です」と涙目で挨拶するアレ。
劇中の過ぎた夢への思いに、あっちのコンサの無念さが重なって、じーん。

アンコールで、来年のCONVOY祭の予告。
やったー。
お客を楽しませることが全ての40男たち、かっこええ!