ちいさなしあわせ

初回を見逃すほど気合入っていなかった「僕の歩く道」だけど、
今やDVD boxを買ってしまいそうなほど入れ込んで見ている。

しかし、あれだなあ。
みな幸せそうに見えても本当はそうではなくて、
傍目からは、気の毒だとかふしあわせな子と思われがちなテルは、
毎日平穏に静かに慎ましく生きていて、
もしかしたら、いちばん幸せなのかもしれないなあ。
ふしあわせやしあわせは自分の心が作り出すものですね。

ずっと前に医療関係者のエッセイで読んだ話。
その方のお母さんは認知症を患い、身内や周りの人もよく分からなくなってしまいました。
そのお母さんの中では、
亡くなった夫や幼なじみの友人や不仲の姑も生きていて、
みんなで仲良く過ごしているのだそうです。
可哀相とばかり思っていたけど、沢山苦労をしてきた母にとって、
仲良く過ごしている今は幸せかもしれない。
こんな幸せが待ってるならボケるのも怖くないな、という話。

それを今日見て思い出しました。

明日は発売日だと言うのに、DVD発送メールが来ないがね。
おーい、どうなっとるのー。
と思って注文履歴より確認したら、本日発送済になってた。
うほほ。