「パリ、ジュテーム」

珍しく早く仕事終わった後輩Yを誘って、
レディスデーなので映画に見に行くことにした。
パリ、ジュテーム」が19:40からあるので、伏見ミリオン座へ。

18篇の5分の小品からなるオムニバスで、全部監督と出演者が違う。
パリの各区ごとの物語。
パリっ子なら区の特徴が分かるから、更に面白いんだろうな。
マレ地区やピガールは何となく分かるけど。

18篇のオムニバスてのが、予想外に疲れた。
5分間で物語が完結するので、2時間ずっと気が抜けないのだ。
ぼんやりしてる間がない。
うとうとして(日本人の作品の最中)気付いたら別のにもう変わってた。
しかも後でパンフ見たら、3つくらい記憶がない。
あああ、眠い時に映画に行ってはいけません。

好きなのは、2話5区のイスラムの少女と出会う少年の話。
7話バスチーユの別れるつもりだった白血病の妻の話。
18話14区の憧れのパリを一人旅する女性の話。

短いながらも深い問題や悲しい泣きそうな話や、
じわんとくる話もあり、また見たいなと思う映画。
うちでDVDでゆったりと見るのがよい映画かもしれない。
疲れてる夜に見にいくのはいけません。寝たら挽回できません。

行ったことある風景や道路は、よく覚えてる方で、
ここ確か歩いたことあるぞと思ったら、通ったことある場所だった。
15年程前でも覚えてるもんだな。
友3人で話していたら、名古屋からきた人?と、
日本人絵描きにズバリ当てられ、仰天したモンマルトル。ここパリなのに。