チンドン屋参上

Yが『リトルダンサー』を見ると言うので、私も何かを見てその後夕食をすることにした。名駅で『花様年華』が見たかったけど、Yに合わせ栄で『ギター弾きの恋』を見た。
が、やってもうたわーっ。
なんと大事なとこでうとうとして、解からなくなってしまったー。
つまらない訳じゃなかったのに、結末に結びつく肝心のところがよく解からないままに終了したから、???結局つまらなくなってしまった。
寝不足の日は映画に行ってはいけない。

映画前のお茶の話題は、当然木村さんちの娘誕生についてだった。
あんなに誰もが嫁を嫌って失望し、子が生まれた日にゃ一体どうなるのか?って状況だったけど、実際生まれてみたら、私もYも周りの人たちも、ちゃんと「おめでとう、よかったね」と思っていたのだった。
フシギ。これは生まれてみなきゃ分からなかったことだ。

フシギだけど、でも理由は明らか。
生き物の誕生は何時も尊いのはもちろんだけど、
今回は速攻で報告があり、「最高」の一言でその喜びの様子がわかったこと。
名前が、ヘンではあるけど可愛かったこと。(紫だの海や汐を当てたエグイのじゃなくてホッとした人がどんなにいることか・・・)

しかし、嫁の絵が映画のポスターに使われ「ここみちゃんはかわいいけど、やっぱり嫁は好かん」と意見はまとまった。
こんなヤツでも木村の家族だからな。悪口はできるだけ慎んでおこう。
おとう、頑張れよう。

大通りへ出ると、チンドン屋が練り歩いていた。うれしいーーーっ!
先日読んだ椎名さんの本で、チンドン屋の話があったのだ。チンドン屋を見かけた新米父は、娘に絵本を読む時の合図に、タンバリンを叩くことを思いついたのだった。
私らは「木村君もタンバリン叩くかなぁ」と想像して笑ったばかり。そのチンドン屋が今ここにいるなんて。
しかも、『こんにちは、赤ちゃん♪』を演奏していた。たまげた!
可笑しくてうれしくて、大笑だ。すばらしい。