踊り続ける

にんげんドキュメント」は52才の今も現役バレリーナ森下洋子さん。
踊り始めて50周年記念の公演で『ロミオとジュリエット』の13才のジュリエットを演じていた。年を重ねることで、20年前よりも少女の心やかわいらしさを表現出来るようになったそうだ。
余分なことを削ぎ落としたバレエのみの生活。生涯現役のバレエダンサーであるために、これが森下さんにとっての普通なのだと言う。
「生涯、踊りつづける」
以前、ダンサーのSAMも同じことを言っていた。「ダンスに携わる、ではなく、ずっと踊っていたい」と。

ダンスは技術と体力を必要とするけど、より深い表現力はそれ以上に大切だろう。ダンスは演じるものだから。