THE CONVOY SHOW「新・タイムトンネル」再演

2回目のザ・コンボイショウ。
北野たけしが「死ぬまでに一度は見ておくべき」と賞賛したザ・コンボイは、あまりにかっこよくて楽しくて、待ち遠しかった再演だ。再演とは言え、マイナーチェンジが施され、SHOWの部分に変更あり。

「新・タイムトンネル」は、メンバーの親父たちが夢の世界で出会い、息子らの活躍ぶりを知って自分達のSHOWを繰り広げる、というお話。
既に亡くなった親父もいれば、まだまだ元気な親父もいる。植木職人、大工、彫刻家、修理工、仕立て屋、マスター・・・自分の父を息子が演じるのだ。
前もそれにぐっと来たけど、今回はもう初めのねずみさんが口ずさむ「APOLO」を聞いただけで、なんだか込み上げてきた。うっ。
 〜闇に紛れて静けさの中〜月の明かりを頼りに〜APOLOは行くのさ〜♪

そして、最後のセリフはとても蒼臭いけど、私はこういうのに非常にヨワイ。
「父さん。大人になるってことは、子供がそのまま大きくなるってことだったんですねえ」ううっ・・。

さて、夢の中でのSHOWは、女装のタンゴ(これがステキでうっとり)あり、タップあり、お歌ありの何でもありーで、ものすんごく楽しーい!かっけーーー!すてきぃーー!そして上手い。
ある女優さんは「稽古をするのが好きでこの仕事が続いている」と言っていたが、彼らはお客さんを楽しませるために存在するのだな。
激しいダンスの後も、絶対に肩で息はしない美しい立ち姿。歌も乱れない。お客を楽しませることに力の全てを注いだプロ集団なのだと・・・。
これぞ、エンターテイメント。
最後の和太鼓は圧巻だ。ソロよりも、数人が揃って何かをする(歌う、踊る、演奏するなど)が好きなので、7人揃ったこの和太鼓はそれだけでも感動うるうるなのに、それぞれの親父の写真が降りてくるのが、また泣かせるぜ。
しかも、前回見て知っているから、太鼓を押してるだけで泣きそうだった。

・・・スゴイカッコイイスゴイカッコイイスゴイスゴイ・・・
喉の奥のほうで唸っていたね。存分に楽しませて頂きました。秋のCONVOY祭も楽しみだー。最後のって予告版よね?

この日は、中学の時からの友Mと後輩Yの3人で観た。Mと会うのはなんと10ヶ月ぶり。こんなことは人生初めてで、テレるくらいに久しぶりよ。