新解さんの謎

おもろい。

さるさる師匠の日記に先日登場した『新解さんの謎』(赤瀬川原平)を買った。人の読んだ本を参考に本選びをすると、新しい興味が開けるのがまた楽しい。
まず、棚から取ってちょっと立ち読み。
すぐに虜になった。こういうの大好き。ものすごく好きーー。
これは、『新明解 国語辞典』(三省堂)で「恋愛(れんあい)」という語を引くことから始まっていた。
すぐに売り場を移動し『新明解 国語辞典』(第五版)で「恋愛(れんあい)」を引いてみる。うおー。ちょっと違うけど、凄い。
ずっと岩波を愛用してきた私は、ちょっと損をした気分になった。

さて、『新解さんの謎』は、かなり前にYに貸してもらった『すばらしき日本語』(吉田戦車)にどことなく漂うものが似ていた。
これはYの愛読書で、もう絶版になっているので手に入らないのが残念だ。あの本が好きがどうかで気が合うかどうかが分かる、と話したことがあったっけ。
もちろん2人とも好きで、今ではすっかり親しい。