Fosse

2.3日前に、「当日券予約電話受付」の広告を見て即かけたら、運良くとてもいい席が取れた。関係者席が空いたのか?2階2列目のど真ん中。
2階といっても1階の続きみたいなもんだ。ダンスがセンターで見られるのは有難い。

知らなかったけど、振付師のボブ・フォッシーは「キャバレー」の人だったのね。道理で「キャバレー」ぽいはずだ。宮本亜門風でもあるな。
振りが揃っていなくてもOKなのがとても新鮮だった。面白い。
個性が出るので、自ずと好きなダンサーが見つかるわけで、臍出しウエアの女性白人のダンサーにいつも目が行ってしまった。
伸びやかで下半身がとても柔らかくてSEXY。
黒人の筋肉と手足の長さが素晴らしい男性ダンサーにも釘付けだった。
毎日、高蛋白低脂肪の鶏肉食ってんだろうなと思わせる、作りこまれた肉体だった。ミッキーのような手のデカさにも驚いた。
これが踊ると美しいのだ。力強いのにしなやかと言うか。
男も女も色気のないダンスはつまらん。
日本のカンパニーでは、このSEXYさはなかなか出せまい。

ただ、1人の振付けでのガラ?だと、飽きるのだ。振りのパターンが似ているから。
ストーリートの要素を取り入れたらもっと面白いと、邪道なことを考えていた。

終わった後、「神楽家佐助」という古い家屋を移築した和食屋へ行った。
新しい店なのか、店員のサービスが不慣れ。料理は、今流行りの和み系の店によくある京風の料理。
美味しいけど量が少ない。これも和み系の店の特徴。
ワインと、南蛮漬け、冬瓜と穴子の煮物、帆立のポワレ蟹味噌ソース、牛タンソテー、じゃこご飯などで、1人500円割引で3000円。そこそこか。
あ、でも、器が料理に合っていなかった。