SMAP’01 ”pamS Tour” 広島2(1)

晴天。朝、東京へ戻ることになったMさんを見送る。手作りうちわが代わりにここに残った。
大阪からYMさん、誘惑にのった後輩Yが名古屋から合流し、4人で会場入りした。

また木陰で寝転んだり、帝釈峡のシャモの焼き鳥(うまい!)を食べたりし、開演を待つ。今日はリハの声は聞こえなかった。

昨日以上に近い11列目。人生で一番接近した日だ。
野外はステージと客席がとっても近い。2〜3m程しか空いていないだろう。
肉眼で歯や白目や汗が見えて、とても近くにいることを実感した。じーん。双眼鏡は”生感”が薄れそうでもったいなくて、ダンスも肉眼で見た。
ドームならこの距離は近すぎて全体が見えないところだが、ここはステージ全体もしっかり見えると言う、素晴らしい会場なのだ。こんな条件のいい席はきっともうこないだろう。

嬉しかったこと!
私たちのすぐ前に老夫婦がおり、おばあちゃんの手には中居うちわが。MC以外ずっと立って楽しそう。
おじいちゃんは付き添いらしく、座っていた。こんなオンナだらけのコンサートに一緒に来てあげるなんて優しいね。
メンバーは、多分この夫婦に気づいていて、この辺りでよくこっちを見て止まって歌ってくれた。SMAPも優しい。
すぐ後ろの私らは、おかげで沢山メンバーの笑顔がもらえた。

この辺りはたまたま剛の手作りうちわがいっぱい。珍しい。客席をよく見ている彼は、それに気づいた様子。じっと見てくれて、一帯は大喜びだった。作ってよかった。
脇花道の誰かを見ていて、前のステージに目をやると吾郎が。「あ、ごろちゃんだ!」
あわてて、Yのゴロうちわを取り上げ振った。(その時Yは使っていなかったので)
Yは誰のうちわを買うか決まっておらず、吾郎を買え買えと勧めたのだ。買った甲斐があったでしょ。
中居は「20代最後のライブだー」ってなことを叫んでいた。昨日、誕生日の中居は自分でも歌いたいと、「ハッピ バスデ〜♪」とナンチャッテR&B風に歌った。

今日うっとりしたのは、ゴロちゃんのソロ「If you give your heart」
この衣装(5人が着る紫のスーツ)は、野外でこの時間に着るためのものだったのだ。茜色の空から、更に日が沈んだ夜空になるほんの一瞬前の紫色がかった空が、「If you give your heart」を最高に演出した。
この衣装を着て、紫色の空の元、照明を浴びて歌うゴロちゃんは、それはそれはステキで、うっとりした。