冷たい家族

きのうは出かけるのも止めて、家で大人しく過ごしていたのに、今朝起きようとしたら、本格的な風邪に進行していた。

喉は試験管洗いでゴシゴシして掻き出したい感じだし、瞼は開かないほど重いし、腰が痛くて身体が痛くて起き上がれない。
喉が乾く。
とりあえず、手の届く範囲にペットボトルとTVのリモコンがあったので、TVを点けて水を飲んだ。
うーん、今日はいろいろ活動したかったのに。
携帯アラームのおはロックも鳴りっぱなしで放置して、また眠りつづけた。

目が覚めたら「いいとも増刊号」がやっていて、慎吾が全裸で出かけそうになった話や打ち上げで脱がされた話をしており、この話を聞くのは何回目か?前はパンツは木村の足元にあったと言ってたのに(今日は中居のとこにあったと言っていた)、と思いながらまた寝た。
TVは点けたまま。

目が覚めたら「競馬中継」がやっていて、15時過ぎってことがわかった。
チャンネルを別のにして、頑張って起きるかなあと思いながら、いつのまにか寝ていた。

目が覚めたら「笑点」がやっていた。
正月に久々に大喜利を見たら、すごく面白かった。
今日も面白かったけど、18時まで寝つづけて一日が終わったのかと思うと、明日からまた会社かと思うと、時間がもったいなかった。
日曜の夕方「笑点」をみるのは悲しいと言うが、確かに虚しかった。

19時ごろになって、「夕飯だって呼んでるでしょーー!!」とかなり怒った母・貞子の声がした。
また寝ていたらしい。水分不足で全身がからから。昨晩から一度も起きあがっていない。
なんとか起きて下へいくと、「寝てたの?どこか出かけていなかったのかと思ったわ」と言う。

うちの家族は私が夕方まで起きてこなくても、全く気づいていなかったのだ。
死んでいたらどうするよーー!
独居老人じゃないんだからさ。冷たい!
これから、携帯は手元に置いておこう。助けが呼べるように。

こんな時でも、私は食べ物の夢ばかり見ていた。
シーフードヌードルにタバスコいれて食べたり、シュークリームやなめらかプリンやツブツブ苺のヨーグルトやぜんざいなんかが出てきて、楽しかったなあ。