「ミレー展」 名古屋ボストン美術館

ボストンと山梨の「種をまく人」が並ぶのは4/7までと知り、慌てて行くことに。
9月までじゃなかったのね。4/7で終わる展覧会多すぎだー。

ニ作が並んでいれば違いは明らかだが、見比べる価値は大してなかったかも。色調の他、種のまき方や靴がやや違う。
初期の作品は油彩で、田園風景や働く農民の姿を描き、薄暗くあたたかで柔らかい光が印象的だ。
後、パトロンが変ったからか、パステルを手掛る。油彩の方がよいのに。月は満月と上弦の2種しかなく、漫画チック。
晩年は、明るいモネ風、ルノアール風の作品になり、印象派に翻弄されていた様子。浮世絵をT・ルソーと競って収拾し、その影響だろうが、自身の作品には輪郭が採られていた。
結局、初期の作品が代表作で、ミレーの中後期はなんだったのか。
友人のウイリアム・モリスという人は、フルーツモチーフなどの装飾美術の人と同一人物なのか?気になるが不明。

オリジナルのスーベニア「モネの池のフィリップ(かえる)」をついに買ってしまった。
ぬいぐるみを置くのは嫌いなのに、どうにも前から気になってさ。睡蓮の絵を飾って前に置いてやるー。本名はフィリップだけど、日本語名も付けてやろ。

いつも空いている印象のここだが、同時公開が目当てなのだろう、今日は混雑。隣の全日空ホテル内のお店も、婚礼と重なりすごい人。
29階の中華もお寿司もお断りされたので、近くの回転寿司へ。

1人で食べていた隣のおじさんには、生の蟹のお寿司が。
お、おいしいそうー!
「あのー。それは何ですか?」思わず聞いてしまった。
「これは生ズワイ。タラバより安いけど美味しい。ここはよく来るの?あぶりサーモンは食べたことがある?これはオススメよ。ちょっとあぶってあると甘くて美味しい。食べてごらん。」
あぶりサーモンは、とっても美味しかった。2回も注文した。
おじさん、ありがとう。