犬400匹の話

TBS系で、先日の「ユートピア計画」でもやった、山梨の犬400匹囲い飼いのドキュメンタリーをやっていた。
あれは連動企画だったのかなあ。こっちの取材時期は春。
先日のとは、やや違っていた。

あのじいさん、ここでははっきり「犬は嫌い」と言っていた。
実際は餌の世話をしておらず、別の人に任せており、その人たちからは不満の声もあった。そんなことだと思った。
不動産業を営み金はあるらしい。家族もいた。
あの時も慎吾が「くっさいなー」と言っていたが、その言葉以上に衛生状態は悪く、周辺の悪臭は酷いらしい。(そんな所に行かせたのか。素手でバケツ持たされてたし。)
そして、愛護団体とのトラブルだけではなく、周辺住民からも苦情があがっていた。査察もすっぽかすなど市保健所も指導や対応に窮しているのが、実情のよう。
更に、ボランティアの外国人精神科医の男性が、定期的に訪れたり、費用の寄付をしていること、HPで里親捜しを行っていることが紹介された。

印象的だったのは、気の荒そうな犬たちがそのボランティアの男性を見るなり、とても嬉しそうに鳴いて喜んでいたこと。
やっぱり、分かるんだなよな。
犬のように賢くて感情もある動物が、あの状況で生き続けているのが果たして幸せか、と感じる内容だった。だからと言って、生かすなってことではないけど。
バウリンガル(タカラの犬語翻訳機)つけて、どうだか一度聞いてみたいよ、犬たちに。
(結局、「ユートピア計画」と感想同じ。)