「エレファント・マン」 愛知勤労会館

轟せんせの同僚、村井せんせ(今井朋彦)は、また欠席なのね。淋しいよぅ。
エレファント・マン」で、村井せんせに魅せられた私。
こんな人が脇を固めていたなんて、HRは贅沢なドラマなんだな。
あの素晴らしい役者さんが、職員室で二言三言じゃ、もったいない。先週は宙に浮かんでたけど。
舞台も千秋楽近いから、そろそろ何かすっとこどっこいな役まわり、頂けるだろか。

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02.11.17 「エレファント・マン
演出:宮本慶子

きっかけは、2月の<A HREF=http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=68896&log=200202>「身毒丸ファイナル」</A>。藤原竜也の舞台をまた観たいと思った。
譲って頂いた席は、中央通路に面した下手角で、とても見易い席。

藤原くんは、体を歪めることで、奇形のジョン・メリックを演じた。
怯えながら自分の部屋に入る。初めてバスタブに浸かる。ケンドール夫人から右手を差し出され初めて握手をする。頭部が重くしゃがんでしか眠る事ができない彼が、ソファの上に仰向けで眠り、そして亡くなる。
それぞれのシーンで、人間らしい生活をしたことがなかったジョンの感情が、静かながらも強く伝わってくる。
特に見入ったのは、トリーヴスについて語るシーン。ジョン・メリックから一転した伸びやかな演技に惹かれた。
やっぱり、彼は舞台で表現し、輝く人なんだなあ。
ストイックで自分を追い込むタイプのようだが、今回はこれまでとは違い自由な演技を求めれ、苦しかっただろう。

そして、トリーヴス医師役の今井朋彦。とてもよかったー。
この人なくては、これはありえないと思うほどの存在感。醸し出す空気。光っていた。
カーテンコールでも、華があったなあ。

客電が点いても拍手は止まず、明るい中出てきた藤原くんは、そらもう可愛い男の子なんだな。ファンはこれが堪らんのだろう。
前の週の「マクベス」があまりに良過ぎて、感動ちょっと控え目だったが、これで、また観たい、藤原観たいと思いつつ、帰ってきた。
映画「エレファント・マン」も1度は観るべきだろう。

おまけ
藤原くんは、若手脱ぎキャラ第一人者なのか?今回も全裸あり。
いつまでも裸が披露できるよう、鍛えてくでー。
(今は上半身さえもやっとこさーな先代、かつての2億円尻男の例がある。)

明日は、仕事が上手く片付けば、「MY ROCK'N ROLL STAR」だ。当日券にダッシュかも。