ドリスママルチアングルの件

●マルチアングルが花のうたなんて、やだ。

いっそ、ベストフレンドを。(どうしても子リスが見たい)
いっそ、サンバメドレーを。(どうしても吾郎が見たい)
いっそ、ANAを。(どうしてもしんつよが見たい)
いっそ、吾郎ソロを。(どうしてもバックダンサー木村が見たい)
どうせ買うのはファンだけだ。マニアックなのがいい。

●節分過ぎたら、いきなりピンチが訪れた。

今日は、海外関連会社から日本語が全く分からないスペイン人2人が来名し(名古屋に来ることをこう言う)、課長Yが客先との打ち合わせに同行することになっていた。
それが、当日になって、課長に急遽別の打ち合わせが入り、課の誰かが2人を駅に迎えに行き、帰りの切符を代わりに買って渡してやり、客先まで連れて行ってあげることになったのだ。
ややネイティブスピーカーのハム主任は、都合がつかず無理。さあて、誰が行くかで課内は大騒ぎさ。

行ってよ。いや、午後にアポがある。午前中で解放されるから、大丈夫。
英語で話すの?もちろん、日本語できねーんだって。
この『ひとり歩きの英会話』貸してあげるから。ひとり歩き・・って、ここ日本なのに。ううう。
車で行って、寡黙で忠実な運転手のフリすれば、三言くらいで済む。
それがいい!!(情けねー、うちら)

結局、男らしくKKが行くことに。
そうだ。去年、英語オンリーの語学研修の合宿に、会社の金で一週間も行ったではないか。成果を試すいいチャンス。名古屋にいながら、ガイジンと英会話できるなんてステキ。

ちゃんと、今日はよろしくって言うように。
報告、楽しみにしてるよ〜〜。
車にカメラつけて置きたいよね。
がんばってね〜ん。
既に人ごとなので、お気楽な私たち。
そして、切符のお金、ちゃんと回収できるだろか?と心配するKK。
こういうことって、いきなり訪れるのね。日頃から、お勉強しておかないとな。

日本で外国人相手に話すのは、外国で片言英会話をするより、勇気がいるな。
弟が学生時代、ホストファミリー3人がうちに泊まりに来たことがあった。あれは、我が家の歴史に残るイベントだ。
観光地を案内したが、私の不自由な英単語の会話を、周りの人がちらちら見るのさ。
日本で外国人といると、”話せる人”みたいに思われるのか、「なーんだ、話せないじゃん」な視線だったぞ。
言ってることが、何とか理解できても、返せない。それじゃ、会話にならんのだ。とほほ。