「僕の生きる道」

昨日、家に帰ったら、7話の途中。
1話からちゃんと見ようと思ってたけど、そのまま最後まで見てしまった。
始まる前に、剛が「これは生きる話です」と言っていたが、本当にそうだった。
私は、闘病ものが好きじゃない。それに恋愛を絡ませたら、もっと好かん。(BLとか・・)
剛が出なけりゃ、これは見ていない。
でも、これは闘病ものでも、恋愛ものでもなくて、生きる話で愛の話だったんだな。色んな愛。
母は帰省する息子に、「何が食べたいの?」いつも聞くね。うちも。

まだ、ほんの少ししかみていないが、このドラマ、余計な台詞やクサイ演出がなく、音楽が効いているところがいい。
最後のシーン、音楽で台詞をかぶせることで活きていた。「ごめんね」
病気の息子が「ごめんね」だなんて、母にとってこれほど辛い事があろうか。
帰り道、手をつないで歩くシーン。
管楽器の音色と冬の凛とした空気と雪の白。切なくて幸せそうな感じがぴったりで、ますますホロホロ鳥
サントラ買っちまいそうな気がしてきた。

みどりパパが言った「死ぬと分かってたら、もっといろいろしてあげたかったんだけど」。
私も思うことだ。
貞吉がいなくなっても、淋しいとか悲しいとか普段思わず生活しているし、いないことも忘れそうになったりする。
でも、何かについて、「ああしてあげればよかったなあ」と思った時だけは、泣ける。
○○しなきゃよかった思うことはないけど、してあげればよかったと思うことはある。
分かってたらするかと言えば、どうだか分からないけどね。
きっと、分かっていてもいなくても、する人はするし、しない人はしないだろうから。

先週分も見た。
マグカップは夢でも、いきなり朱と黒のお椀を持参は引かないか?
白いTシャツ着せるくらいなら、パジャマの方が自然じゃないか?
脱ぐなら脱げ、着るなら着ろ。

それにしても、剛。
キミはなんて表情をするのだ。どうしてこんな演技が出来るのだ。
剛の作品にハズレなしと勝手に決めこんでるのだが、これは剛がハズレなしにしているのかもしれない。
よく、何をやってもキムタクと言われるが、私は、剛もいつも剛だと思って見ている。
木村さんのそれとはちょっと違うのだが、役のどこかに剛自身が感じられるのだ。
人柄や人間性が出ると言った方がいいか。
それに心動かされ、ハズレなしと思っているのかもしれないなあ。
僕の生きる道」もそうだな。