『８人の女たち』

久々のヒット。好きだーーー。

雪で田舎の屋敷に閉じ込められた8人の女たち。
そこで起る殺人事件。それぞれの女たちがそれぞれ疑わしく怪しい。
次第に愛憎ドロドロ劇へと化し、意外な結末が。
なーんて、ストーリーを書くのはナンセンス。
これは、見なきゃ楽しめない。

8人の女優がとっても魅力的な、変った映画。
なにしろ、屋敷のほぼリビングだけで話は進む、舞台のような設定。
出演者は、8人の女性+1人の男性（後姿だけ）のみ。
唐突な展開。
唐突に踊り歌う。（←特に好きなところ）
しかも、歌が上手くない。踊りもダサい。
アガサのようでアガサじゃない。
サスペンスのようでサスペンスじゃない。

衣装も可愛らしく、映像の色合いもきれい。（アメリのような色使い。）
残酷な事を笑ってしまうシュールさも好き。
でも、やっぱり、あの唐突な歌と踊りが好き。

この頃、「GAGA」という配給会社の映画によく当る。先日観た『B･F･C』もそうだったが、前からあったっけ？