映画「座頭市」

「次に買うのは液晶アクオス!」のポスター。
脚がトゥルトゥルなのは加工なのか、毛がないのかどっちだ?

座頭市
座頭市は、目が見えなかったのね。あんまだったのか。
みじかー、ほそっ、とスマステで2名が驚いていたあの刀は、仕込み杖だったのね。
と、何も知らずに見た。(驚いてる二人は知らないのか)

のっけから斬り合い。血しぶきがド派手にどばーっと。
時代劇と言うより、西部劇のような感じ。
江戸末期なのに、座頭市は金髪でズボン履いてるのだよ。
盲目なのに1人で5人も6人もばっさばっさ斬り倒すのだよ。
武器の仕込み杖は石灯篭まで斬ってしまうのだよ。
悪党忍者はバク転してショッカーように登場するだよ。

話は古典的で、カメラの位置やリズム感が斬新。
静かでありながら、低音でリズムを打っている感じ。
最後の農民、町の衆、悪党揃ってのタップは壮観。ジャパネスクなタップがかっこよくて、感動の涙が・・・(出なかったけど)
踊ってる人々が楽しそうないい顔をしている。劇中では笑っていなかった人も笑っていて、そこでつい涙が…(出そうになった)

HIDEBOH
タップにファンクを取り入れたファンカステップ。
5.6年前にダンス番組でこれ見た。
座頭市」を見たのは、HIDEBOH率いるTHE STRIPESが、タップ指導や出演者として参加しているから。
鍬や木槌で「STOMP」のようなパフォーマンスも登場し楽しい。
HIDEBOHは、慎吾が載ったターザンにも出ていて、鍛えた身体を披露しておった。

ぱらぱら
パンフは無声映画のようなパラパラシネマつき。
パラパラまんが好きとしては、嬉しい仕掛け。
「完」ではなく「Fin」なのが、おされ。
ぱらぱら余談。
三谷さんの初エッセイにある「三谷式ダイエット法」は、痩せていく自分を3分間写真に撮り、パラパラまんがにするというもの。
いつかデブになりダイエットする時は、私は、みたにんダイエット法で頑張るわ。
緑本の下の方には、横向きがいたので、ついパラパラしてしまったよ。
かとりんは同じ太さのままだったので、がっくり。

子母沢寛
原作は子母沢寛新選組三部作の子母沢寛であるよ。
座頭市を書いていったとは。
京劇の世界にも通じる大人が子供に教える男色が、悲しい。

浅野忠信
好きなのだ、浅野。地毛で結った総髪が似合う。
3ヶ月稽古したという殺陣がかっこいい。
彼はどうして映画とCMしか出ないのかね。