スタパの話は続くのだ

(3つ下から続く)

このシーンまで見たところで、友とお別れ。
楽しかったーありがとーう達者でなーと見送って、スタパショップで誠餅などお土産買って、また106スタジオ前へ。
帰り時間まで見るんだい。

【22話−3】
局長・副長2人で、捨助来訪よりも前のシーンを撮影。
とても丁寧にメイク直しされていた。
ぢっと目を瞑ってなされるがままの姿が、TVでしか見た事がない映画の時代劇役者さんの仕度のようで、ちょっと感激。
時代劇の現場なのね。
このシーンはすぐ終って、場面転換で一旦戻る際、また副長にこやかにお手振り。
ファンサービスが行き届いた男だのう。
局長も一応それに続いて手を振ってくれた。が、心こもっておらず。
2人くっつき合ってスタジオから消えた。
アツイ男と温厚な男。木村と慎吾みたいな感じか。
接し方を心得ていると我らはみた。

ここで、山本ファン御一行様がお帰りになる。とても空く。
うーむ。スタパに来てアピールグッズを持つ意味が分からん。
私に気付いてーお願いダーリンな態度は、なんだかな。
ここは静かに密かに撮影を見学する場所だよね、ドーモくん。

セット変えの間、私も休憩コーナーへ。
一番離れたところで壁にもたれてモニターを見ていたけど、ずっと立っていて足が疲れた。
前の方でガラス越しに覗いてる人は、撮影の様子見えるのかな。

モニターは4つ。カメラ1〜3と放送用画面のモニター。
○話・○シーン・○カット・○テイクと出るので、今なにを撮ってるのか分かる。
1〜3はテレビに映らないところが見られるので、おもしろい。
放送用のは、編集したものが見れる。
デジタル撮影って凄い。あっと言う間に繋ぎ合わせて、放送用の映像になる。
そういう事が出来なかった頃は、撮影の時間も随分とかかったんだろうな。
忙しい人が大勢で作るこの大河は、今の時代じゃなきゃ出来なかったかもしれん。
放送文化の発展、ありがとう。

(まだ続くしつこく)