スタパの旅 1

日程が二転三転し、この土日に決定したスタパ見学の旅。
行っても撮影していないかもしれない、スタパ見学。
やっていても局長はいないかもしれない、スタパ見学。
遠路遥々訪れる者には、リスクが大きいスタパの旅。
この日は、撮影休暇明けの初日で、池田屋の撮影(!)との確証が得られ、
ならば局長もいるのねラッキーと、意気揚揚と参上したのであった。

池田屋と言えば、平助の額割れに沖田の喀血、源さん階段駆け上がり、そして局長の大音声。
見せ場がいっぱいの回ではないか。
武蔵で言えば巌流島の如く、直前には番宣がジャンジャン入りそうな山場のひとつ。
ワクワク。

後半の撮影初日と早くから知れ渡っていたし、
前日に源さんから、「池田屋の撮影します」とびっくり情報も流れて、
全国の新選組ファンから出演者のファンまでわんさわんさと訪れるのでは?
いよいよ規制ロープの登場か?
重要シーンは見学カーテンが閉まるのか?それはやーめーてー!
FC会報にあった「見学中止」の看板(あの写真を会報に載せるブラックな慎吾)を見る事になるのか?
ラッキーなのかどうなのか、着くまでいろんな不安が。

代々木公園イベントのタイフードに惹かれつつ、スタジオパーク到着。入場料大人200円。
大河の撮影スタジオCT106へ急ぐと、
あれれー混んでいない・・・人、少ない。
混雑の心配は杞憂に終わる。よかったー。
張付き組以外の、一般客の出足は午後からで、3重4重の人垣が出来た。
もっともっと見に来て。そして番組も見て。

見学窓からスタジオを覗くと、見えるのは屋根ばかり。
この設営では生の姿を見ることは無理だけど、いいのだ。見たいのはモニターだから。
ベストポジション(ライトが眩しくなくてもたれられる壁)にへばりつき、
終日、壁の二輪の花(牡丹と薔薇かよ)となり、モニターを凝視。
音声は聞こえないけど、2人であーだこーだとシチュエーションを想像し、
凛々しい局長に所々壊れ気味になりながら、辻褄合わせや検証をしつつ二日間鑑賞。