阿川佐和子トークショー

同僚Fさんに券があるからと誘われて、阿川佐和子トークショーに行く。
テーマは「こんなはずでは」
講演は、”タメになる話を持ち合わせてないのであまりしない”そうだが、
語り口も滑らかで内容も飽きることなく、終わるのが惜しい1時間ちょっと話だった。
周りの人に警戒心を与えないような気さくな感じは、スマステで見るのと同じ。
面白かったー。

印象に残った話をひとつ。
この道何十年と言う職人にような人が憧れであるが、自分にはこれといったものがない。
これでいいのだろうかと思い悩むことがこんな私にもあるけど、三宮麻由子 (さんのみや・まゆこ)さんのエッセイ<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414084146X/250-4757763-2941006">「鳥が教えてくれた空」</a>の中の一節にあった言葉から、
「美味しくメイン料理食べるための箸休めのような存在」であればいいんじゃないかと気付いた、という話。
共感しちまっただよー、この話。

本やテレビの印象で好きな人であったけど、雑誌の対談連載や座談会番組の司会が長く続いていたり、
何度もスマステゲストに呼ばれるのが分かったトークショーだった。

早く終わったので食事でもと探したが、金曜の夜はどこも順番待ち。
「卵と私」のオムライスは美味しかったけど、もっと違うものが食べたかったのよー。