百老亭

仕事が早く終わりそうなので、母貞子に電話して夕飯を外で食べようと声を掛ける。
本当は友と飲みに行きたいところだが、これでも気を遣っているのだよ。
たまに急に外食に誘うと喜んでる気がする。
家族で食事するようなお店じゃなくて、
若い人(私!)が行く、食べたり飲んだりできるお店に連れてくと時に。

餃子専門店「百老亭」へ。
ここはメニューが10種類もない。
餃子は3種、焼き餃子、水餃子、スープ餃子。
バリそば、野菜炒め、ニラ玉、玉子スープ。あとはピータンとザーサイ。
池波正太郎氏の味のエッセイでも登場する老舗である。

何度か来たことがあるが2年ぶりくらい。
建て直してきれいになっていた。
前はきったない小さなお店だったのが、
自宅兼店舗が鉄筋のビルになっていて、小奇麗で奥行きが広くなっていた。
でも今もカウンターのみで、職人のように黙々と餃子を焼いているのは変わらない。

小さくてさっぱりしてるから、いくらでも食べれる。
焼40個、水20個、バリそばとビールを注文。
一口餃子の点天より、ここの方がうんと美味しいなあ。
名鉄地下の寿屋の具沢山でクッサーなのも好き。
うちは餃子は昔から家で作っていたので、冷凍餃子なんて食べる気もしなかったけど、
何年か前にせわしないあのCMに惹かれて買ってみたら、普通においしかったのでびっくり。
なめててごめんなさい。美味しいのね冷凍でも。

いかん。餃子について話し出したら長くなる。
餃子大好き餃子大王なのです。