『お茶にあう和風のおかし』 長尾智子(柴田書店)

近所の本屋の在庫は汚かったので、別の本屋で取り寄せすることにした。
よれよれの本はいやっ。
注文に行ったところ「これなら、明日入るわよ。ちょうど頼んでいたんですよ。」だって。ラッキー。
何かで紹介されたのか?今まで扱っていなかったのに。すぐに手に入るなんてツイテル。小吉か。

この本はいい。
まず、和菓子ではなく「和風のおかし」というのがグー。
どれもちょっと変っていて、日本茶から中国茶、紅茶、それからコーヒーにも合いそな、まさにbreak timeにぴったりのちょっとしたお菓子。和菓子はあまり好まない私も、お茶と一緒に食べたいなと思う。
しかも、簡単そう。
簡単か?材料はすぐ揃うか?は、実際に作るかどうか決める大事なポイントだ。
和菓子は実は割と簡単(私がそういうのばかり選ぶのだけど)なのに、「お。こいつ、なかなかやるな?」と思わせる、アピール度大の手作りものだ。
そして、柴田書店は食の総合出版社だけあって調理方法もわかりやすい。
装丁もシンプルできれい、見ているだけでも楽しい1冊だ。