風邪のツボ

この冬はまだ風邪をひいていない。ひきそうになったけど、持ち堪えた。エライ!
風邪は予防に限る。

対策1:「朝の果物は金」を信じ、毎朝ビタミンC豊富な果物を食べる。(ちなみに昼の果物は銀で、夜は銅。)
対策2:うがいと手洗いの励行。うがいは番茶でよい。
対策3:秘策!首にタオルを巻いて寝る。

特に【3】は素晴らしい。ちょっと喉が痛くても翌朝は回復している。私は喉から風邪をひくタイプなので、これを始めてうんと強くなった。

首タオル様に感謝していたら、今日その効用の秘密が明らかになった。
『ロシアは今日も荒れ模様』(米原万里)を読んでいたら、ロシアではウォトカ(ウォッカ?)に浸したガーゼを点火し、すぐさま消したらそれを喉と背中の首の付け根辺りに包帯で巻きつけると、温かさを一晩中保ち温湿布になったとある。
首の付け根は「風邪のツボ」らしい。
そういえばここをドライヤーで温めろとTVで言っていた。風門って言ったっけ?
私は毎晩首タオルで、風邪のツボを温めていたって訳だ。

それにしても、一晩中温かいウォトカって酒はストレートで飲んだらどうなるのか。トルコで舐めた、水を入れると白濁する酒は、飲み物とは思えなかったがな。
ロシアは、数年前、椎名さんの『ロシアにおけるニタリノフの便座について』を読んでそのすざましいトイレ事情に驚愕しつつ興味を持ったけど、その話がこの本で登場し、場面を想像して再び震えたー。

絶対行きたくない・・・、ロシア。