「リトル・ダンサー」

パルコにあるセンチュリーシネマへ「リトル・ダンサー」を見に行った。
ここは昨年までプラネタリウムアストロドーム」だったところだ。
市科学館の方がうんと好きだけど、あっちは遠足や社会見学の子供が多いから、かつてここはお気に入りのデート場所だったのだ。残念だなあ。東京の五島プラネタリウムも閉館したし、宇宙に実際に行ける今は、もうプラネタリウムは人気がないのだろうか。

リトル・ダンサーは、イギリスの炭鉱の町に住む少年ビリーが、好きなこと(バレエ)に向って羽ばたく話だが、彼の家族の思いや炭鉱町の深刻な生活環境にずしんとくるものがあった。ビートルズやオアシスもイギリスの労働者階級だけど、同じ思いをして来たのか?
チュチュを着せてもらうオカマの親友、踊るビリー。踊る彼を見て決意をし走り出す、猛反対していた父親。そして屈辱のスト破りをするシーン。
それぞれの思いに涙が出た。
それでも、これは爽やかな感動の映画だった。
ビリーがいい。
跳ねるような駆け方が踊っているみたいだし、喜びや怒りを彼は踊ることで表現していて、こっちも一緒に足でstepを踏みたくなってくる。

そして、25才のビリーはsexyだった。
その背中は、しっかり私の心を掴んだ!やっぱり「画面の中の男」はsexyでなきゃだめだ。字幕で確認するとアダム・クーパーだった。
もっと見たい!25才のビリー、アダム・クーパーが見たい。
売店に案内がでていたので、DVDを買って帰ろうとしたら売り切れだった。下の階のTOWER RECORADSで探したけど、ここにもないよー。ぐすん。
家の近くで取り寄せしようかなあ。