ニアミス

無料情報冊子の2001円グルメクーポンを使って、「キッチン マツヤ」へ行った。
その名の通り、蒸し牡蠣、鮮魚(鰹・鮪・サーモン)のカルパッチョ、イタリアンサラダ、焼き牡蠣、柚子ぽんからあげ、砂肝・焼き鳥、餃子、近江牛鉄板ステーキ、焼きおにぎりにわらびもち&抹茶アイスの10品で2001円のお得なコース。
安いけど、結構おいしい。特に牡蠣。この時期にここでは牡蠣がふんだんに食べられる。しかも今は3つ300円。なぜだ?デフレか?
店内は、圧倒的におやじが多い。「ライオン」かと思ったよ。
すぐ後ろの男ばかりの飲み会は、うちの会社と同業者のようだ。会話からわかってしまった。こういうとこでの会話には気をつけよう・・・と言いながらも、私らも仕事の不満などをぶちまける。近頃やさぐれておる!

ここは、父貞吉も、この辺りに勤めていた現役時代に週に1度は行った(本人談)という店だ。飲んでしっかり食べられるオヤジ達ご用達の店といった印象だ。
弟がまだ小学生か中学の頃、「ステーキを食べに連れていってやる」とここに来たものの、一枚肉ではなくサイコロステーキを注文されてがっかりして帰ってきた・・・と、今でも「貞吉はせこい話」として話題になっている。
そして、「男のけちは品格を落とす(by サッチー)」とまで言われたりしている。

偶然にもこの日、貞吉は友人等とこの近辺に出没していたようだ。危うくばったりってとこだったぜ。アブナイ、アブナイ。
今度行きたいと言ってた究極のおやじの店「大甚(こんな字だっけか?)」に、父らも行こうとしてた。生きていたら95才は超えてる祖父も、若い頃に行ったというから、相当古い酒場(こういう言い方が実に合う)だ。池波正太郎の本にもあったような、なかったような・・・。
ふふっ。私は元同期のKと行っていたのだ。広島の酒「酔心」をくいっとやりながら、レバーの煮物などをつつく店内で一番若くて美人の2人組!オンナは2人しかいないっつーの。