おいしんぼマニュアル

会社の帰りによく寄る駅前の本屋で、大田垣晴子(おおたがきせいこ)の本が出版ラッシュのようで、この頃やたらと目に付く。
『くいしんぼマニュアル』はくいしんぼたちのための「食」の手引き。

そこで、くいしんぼとして私も食べ物の話。

・抹茶ムース○ッキー(グ○コ)
まずい!こんなに美味しくない抹茶製品には滅多に出会えないくらい、まずい。
なんと言うか、抹茶のまずいところだけが活かされた感じ。
この会社の「ショコラプリッツ」という大層気に入った商品があったが、大層気に入ったCMタレントが降板したので、それ以来買うのを止めた。CMによって無理して買ったりしないけど、買うの止めることは無理してするのさ。ささやかな抵抗だ。

味噌煮込みうどん
木曜の朝「どっちの料理ショー」のCMを見た時から、明日のお昼はこれだと決心。
番組では、あっけなく負けた。あれは元から美味しいと思っている人しか入れないかも。
私は、あの味噌煮込みが大好き。お昼に行くうどん屋では、「煮込み」と言えば味噌煮込みのことだ。
因みに、歓楽街・錦3の山本屋は、比内鶏味噌煮込みが4000円!うどんごときに4000円。会社の人がお客と食事をしてたまげたらしい。
そら、たまげる。普通の味噌煮込みに、固い鶏肉と立派な殻付きの牡蠣が入っていた、とのこと。

・たまご
卵にヨワイ。とろ〜っとしたあの黄色にやられる。
だから、今週のビストロで、カレーデミグラの入ったハンバーグの上にのっけたポーチドエッグから黄身が出た時、「これが優勝だ!」と思ってしまったね。
ワンプレートにして目玉焼きをのっける・・・私の休日ランチの基本だ。今度これを真似してみよう。
白い丸い物をハンバーグに押し付けていたから、デミグラをゼラチンで固めて型に入れたのか、冷凍したのか?
前に、ゴロシェフがクロック・ド・マダムを作って以来、定番に加わった。ジョアンのコーンパンを使って作るとなお美味しい。
もっと貧乏くさい目玉焼きご飯とか、卵かけご飯とか、醤油付けの黄身で食べる素麺もいい。もちろん、味噌おでんの卵はご飯の上で崩すべし。
ビバ、たまご。