『アザーズ』と『モンスターズ・インク(吹替え版)』

結局、お金出して怖いなんて御免だと言い張るので、『アザーズ』をひとりで観たあと落ち会い、『モンスターズ・インク』を観ることになった。
アザーズ』の後がひとりで、しかも外が暗かったりしたら怖いので、先に観ておくのはいい案だ。

・『アザーズ
少しでも観る気がある人には、絶対に結末を教えられないので、ここにもあまり書けないが、美しく厳格な主人公演じるニコールキッドマンがとてもいい。
彼女あっての『アザーズ』だろう。
思ったほどには怖くなく、観終わった後も怖い類の恐怖ではないストーリーだった。結末が分かれば怖くない。
つまり、(映画を観る気がない人と、もう観た人は反転させて読んでおくれ)
<font color=#ffffff>見えるものだけが存在するわけではないと言うことを、チョナンカンSP「サランヘヨ」の1話のような手法で描いていた。
結末、チョナンカンのような吃驚だったな。</font>
(ややネタバレ終わり)

・『モンスターズ・インク(吹替え版)』
吹替え版は、夜の上映がない。昼に字幕を観たい人も、夜吹替えを観たい人もいるだから、交互に上映をして欲しいものだ。吹替えは子供向けというのが間違っているな。
サリーはでぶやの石塚、マイクは爆笑田中
噂通りの名吹替えでおもしろい。声質もキャラクターにぴったりだし、間がいい。コメディの間はセンスだから、このキャスティングは大成功。
ちょっとした冒険で逞しくなる話が好きだ。千と千尋もそうだったが、これも人間の子ブーはちょっと強くて優しくなっていた。お別れがあっさりしていたのがよい。
子供の頃、バーバパパや『エルマーの冒険』シリーズが大好きだった私としては、モンスターの会社って発想だけで、ワクワクしてしまった。
ワクワクほのぼの温かい気持ちになるお話。

本編前に上映されるミニアニメ『フォ・.ザ・バード』。
面白かったらしいけど、鳥嫌いの私は鳥肌ものだ。ぞぞぞぞぞぞぞぞ。
全く目が開けられなかったわよ。『アザーズ』より怖いーーー。

すんごく観たくなる予告編があった。それは『少林サッカー』。
少林寺でサッカーする下らなくてB級な感じが、たまらなく好みだ。(タランティーノも絶賛したらしい)
絶対観るわよー、これ。