「模倣犯」 2

模倣犯」1より

<font color=#ffffff><アナログとデジタル>
随分前の「ほぼ日刊イトイ新聞」のダーリンコラムで、人間が同じ服を着ていたとして、素材は人によって銀と毛の2通りがある、という話を思い出した。
ピースは、最後に有馬に手紙を送る。「手紙」と言うのが意外だった。あのショーを企てた人が、手紙なんて。
銀を着ているかのようなピースは、実は毛なのかもしれない。毛が着たかったのかもしれない。

<生首>
あのCG。なんで、あれなのだーー。
ここは笑うところか?と思ったぞ。コントかー?電波少年かー?
TV探偵団などでよく見る、「柔道一直線の足でピアノを弾くシーン」のように、何かヘンでないかい?ふざけとんのかー?おい。

<いろいろ>
真一少年は、あのJr.の子じゃなくて、藤原竜也がやったらよかったのに。
小池栄子がいい。どこか惹かれる。頭の良さそうだし、今後に期待。</font>

分からないことや、おかしいことは色々あったが、それはどうでもいい。
これはストーリーを追う話ではなく、観念やスピリットが伝わればよい気がしたから。

TV出演中の電話の有馬の話に、眉間に僅かに線が走り、ピースはその時から悲しい眼になる。
これが「眉間の皺の数まで監督の言うとおりに」のシーンだろうか?
やられた。

あ。ピースがね、私の名を4回呼びましたーー!