大阪歴史博物館

携帯のバッテリーが既に切れそう。ちと、早くないか?
大阪のMとの待ち合わせまで充分時間があるので、梅田のJフォンショップに行く事にした。
地下鉄に乗ろうとしたら、駅に「シルクロード展」のポスター。駅の近くの大阪歴史博物館で公開中とのこと。
ラッキー。乗る前でよかった。

まだ1周年前のここは、難波宮跡に遺跡を保存しつつ公開する形で、工法や建物の向き、位置を決め建てられたもの。
ロビーの硝子の床から、半地下の倉庫群の遺構が覗ける仕組みになっている。
ボランティアによる館内遺跡ツアーがあったので、参加。
子供のようにワクワクして、充電なんかどうでもいいや状態。
説明も分かり易く、一般では入れない地下の遺構の見学や復元された倉庫内も連れて行ってもらえる。これは楽しい。

この博物館は、大変よく考えて建てられていた。
庭のベンチにもなっている石柱は、倉庫の柱跡を示す。その太さと高さで、棟上柱、四隅を支える柱、床を支える柱跡が分かるようになっている。
また、ロビー内も、色の違う石で柱跡を印し、点を繋げて見ると当時の倉庫の形となり、ここに建っていたのが想像できて、興奮した。
大きな宮らしく、敷地の外まで遺構は続いているようだ。この辺りは地盤が硬いので、軍の施設など国の重要な建物が建築されていたと言う。
そのため、6Cの遺構の中に、戦時中の軍用施設の柱の跡があり、違う歴史が混在するのが、不思議な気がした。

そんな楽しい見学の後に、「シルクロード展」
身体がヘビ、顔が人の男女が絡みついている不思議な絵があった。
男は定規を持ち、女はコンパスを持っている。定規は大地である四角を表し、コンパスは天の丸を表す。回りには星座が散りばめられていた。
時代も地域も様々なものが、シルクロードという共通項で集められた展示。どれがどこのいつの物だか、後でさっぱり分からなくなった。図録も重くて買えなかったし。

夜はメインのスマコンなのに、既に歩き疲れた。足、痛いよう。
しかし、思わぬ楽しい施設がホテルの近くにあって、昼夜とも、充実の1日になった。
遺跡ツアー、面白かったーー!こういうの、大好きだ。
泊まったホテルは、PCの使用がフリー。ここのURLのみ分かったので、プチ感想もすぐに書けた。時間がない方が早く簡潔に文が書けることが分かった。