アマゾン謎の森を行く

中居さんが言われて嬉しい言葉は、”意外だよね”。

椎名誠・アマゾン謎の森を行く」
椎名フリーク&辺境・秘境紀行もの好きとしては、当然、見ましたがな。
そしたら、なんでも中居さんも、金スマの裏なのでどっちを録画するか迷ったと。
これはネタなんだろうか?

中居と、椎名誠
中居と、アマゾン。
なんとも意外な組み合わせ。「意外だよね、中居さん。」

人に勧められたりして、椎名さんの書き物を読んだのかもしれない。
それとも、動物が好きと言ってるのを聞いたような気がするので、アマゾン=動物と思ったのかもしれない。
なんにせよ、自分が楽しみにしていた番組を中居も見たいと思ったことに、ニヤリ。

そうか。
ここまで書いて、気付いた。椎名さんと中居さんの共通点。
「うん●」
二人とも、この話が好きなのだったわ。
中居と椎名誠と、うん●。
椎名さんの本には、「呑む、食う、寝る、出す」、この類の話が多くある。
そんな中居には、出す系おぞまし話「ロシアにおけるニタリノフの便座について」でも送りつけて、唸らせてやりたいね。

椎名さんの魅力は、本よりも講演にある。(作家なのにそれでいいのか?)
本だと文章におまけが多くて、うるさいのよ。くどい。
講演では、実際に自分の足で歩いた辺境の地や日本の島の話が、面白い。
素養があって、感じた事を表現するのが得意な人の話は、映像はなくても(スライドがあるときもある)、その様子が想像できて、本を読み進むようにわくわくする。
近頃、食傷気味だったけど、この番組を見たらまた読みたくなった、「パタゴニア」。

番組では、はヘンリー・W・ベイツの「アマゾン河の博物学者」の中に登場する、幻の白い猿や古代魚の姿を撮らえていた。
アマゾンの浸水林を駆け回っていた猿は、顔は禿げた人の顔のよう。採れる魚はトカゲそっくり。
そんな自然の中で生活をしている人いるが一方で、大都市ベレンもまたアマゾンであり、パリのオペラ座を模した豪華な劇場が19世紀に建てられていたのには、驚いた。

番組のスポンサーが、サントリーエドウィン富士フイルム三菱自工って、すごい協力体制だなーと感心。
椎名さんは、なんて小泉首相と話し方がそっくりなんだろうと、再認識。