「SWAN LAKE」 (AMP) 大阪フェスティバルホール

木曜の晩に帰ってきたばかりだと言うのに、まだ片付けも済んでいないのに、1泊2日で大阪へ行った。
こんなに立て続けに旅人になるつもりはなかったが、<a href=http://www.asahi.co.jp/hakucho/index.html>AMPの「SWAN LAKE」</a>の大阪公演をずっと前に取っていたから。

「SWAN LAKE」との出遭いは、映画「リトルダンサー」だった。
この映画、DVDを買ってからも何度も何度も見ている。イギリスの炭鉱町に住む少年が夢を捨てずにバレエダンサーになる話だ。
大人になったビリー少年が、「SWAN LAKE」を演じるアダム・クーパーだった。
そして、Mさんに貸して頂いたDVDで、AMPの「SWAN LAKE」をはじめて観た。
新解釈のバレエが気に入って、自分でも購入。これも繰り返して見たが、何度見ても面白くて飽きない。
その「SWAN LAKE」の日本初公演。これに行かないはずは、ないでしょう!
当然、名古屋じゃ公演はない。立派な劇場があるのにのう。また名古屋飛ばしだわさ。
白鳥がトリプルキャストだったので、最終公演を狙った。アダム・クーパーだと期待して。

そして、やっぱり白鳥はアダム・クーパーさまーーー!だったわ。
生はやっぱり素晴らしい。力強くて、セクシーで。
スターは華があった。大きく見えた。
額に墨を入れるところなんか、どきどきした。
表情から汗や筋肉まで、よーく見える。
これはバレエの技のみならず、表現力あっての素晴らしさだな。
以前習っていたストリートダンスの先生(先日、スマステ前の番組で取り上げられたって人)は、それぞれの技のレベルに合わせて、いかにカッコよく見せるか、いかに表現するかをいつも教えてくれた。技術が低いなりに、それでもカッコよく見せることはできると。
いくら技が素晴らしくても、見る人を魅了させなければ、エンターテイメントではないと思う。もちろん、基礎なる技術あっての表現力なんだけど。
バレエのことはよく分からないけど、ダンスは大好き。これはバレエが分からない私も、たっぷり堪能できた。
カーテンコールもよかった。拍手してるうちに、また余計に感動するんだよなあ。
王子も素晴らしかったしなあ。

首藤康之でも見たいなあ。
どんな白鳥&ストレンジャーになるのだろう。あれを日本人の首藤くんがどう演じるのだろう。かねてから私は首藤くんは好きなのだ。ニジンスキーもよかったし。
地元でやらないのが、残念。あればもう1度行くのに。