はじまりの死

いつも行っていた美容室が、3月に規模を拡大して移転してしまった。
不便だな。バスしか通っていないし、閑静な住宅街で他に寄る所もない。
他にいいところが見つかるまで、担当Sさんのお世話になるとするか。
職場の辺りは、美容室激戦区だから、探してみよう。

初めて行った新店舗。きれい、ステキ。
面倒だけど、ここまで来てもいいかも。
新しくなったら、カット料金が値上げされていた。
昔は1回5000円あれば行けたけど、今では2万持っていないと行けやしない。
サロンの数は増えてるけど、サービスの競争ばかりで料金は高い。
もう少し安いと嬉しいんだがなあ。行く回数も増えると思うぞ。

帰りのバスまで時間が空いたので、隣のコーヒーショップに入る。
中日スポーツの日曜の新選組!連載に、いい話があった。
鴨を庇う発言後の近藤の苦悩の表現について、自分の感じはその演出とは違うと、それとなく反論したとのこと。
これまで必ず受け入れていた人だけに驚いたが、そう言わせる何かにかけてみたという担当監督の話。
毎週こういうエピが載っていたのか?中スポ。
放映が楽しみ。と言うか、それが吉と出るかトキトキ。

はじまりの死。
仲間の集まりが組織となるためには、自分の気持ちや意志を曲げなければならないこともあるわけだ。
その葛藤や苦悩が、それぞれの立場で描かれていた。
今後のことを想像して思うのは、
勇に偽りの発言をさせてしまった歳と、
沖田に鴨を斬らせた局長は、同じ思いを抱くのだろうということ。
「二度とあんな思いはさせない」と歳が言ったように、
「俺は鬼になる」とでも言うのだろうか。

この回、その辺りの内容が濃かったので、勇とお幸の出会いの印象が薄い。
忘れそうになってたよ。男前だったのに。
素手でやっつける源さん、ステキー。
悪漢たちと戦うところを、ただびっくり顔で見ていた平助かわええ。
遊べた台詞らしい「そっけない」、遊んでるように聞こえなかったけど。

そして最後の場面。
なんて深くていい表情をしておるのだ、近藤先生。
鴨との視線の交錯が、葛藤をよく表していた。
こういう苦悩の表現が慎吾は上手いなあ。

タイトルもいい。
「はじまり」と「死」と言う、相反するふたつの言葉。
色々なことをこれが表している気がする。
見応えあった17話。いいエピもあったし。
思う事あり過ぎて、書ききれない。(字数制限、ばろー)