スタパの旅 3

(2からつづく)

●シーン:討ち入り前の集会の場面
戦線離脱中の山南以外の隊士、全員集合。
オールスターズにミーハー心は全開となる。

上座に局長、左右に幹部らが並び、後ろに平隊士。
そこに会津藩公用方の新選組担当の広沢が来て、何かを伝達。
眉間にしわ寄せてる局長。
広沢にスリスリ、何やら取り入る原田。
止めに入る、源さん。そんなやりとりを何テイクか撮る。
原田がおかしくて、広沢さん笑っている。

多分ここは祇園町会所。
援護を会津藩に求めたが、待てども返事がなく討ち入りを決行の場面だろう。
局長は斬り込み部隊を発表している模様。
最後に「そして周平」と意外な指名に、ラムセス周平は、
「えええ?僕がですかー?」と、おどおどビックリ顔をしていて、
それ見て、捨助ではなく近藤養子の周平と気付いたのだった。おそっ。

幹部が車座になり京の地図を広げて見ている場面を、天井から撮影。
ズームで「池田屋」がアップになる画面を想像。

・この人は誰?
ちょっとした衝撃。真横からのショット、あの大きな塊が局長とは。
この人だれだれ?ぐっさんじゃないし。
鼻が頬に減り込んで、見えませーん。
ほっぺにアンパンマンラインが入ってる。
本当に一瞬、誰か分からないくらいの顔であった。ガーン。

・鬼局長誕生
しかし正面からみると、あら?面長に。
NHKのカメラってすごいわー。

局長、メイクで大変身。髪は総髪。源さんも総髪。
眉を鋭角にきりりと描いた、強面なメイク。
メイクってすごいわあ。人相まで変えられるのね。
沖田は喀血前で顔色わるーな感じに仕上っていた。

カメラは局長の背後にあるため、顔はほとんどモニターから見えず。
見えるのはお父さんの背中。大きな岩のような背中がドカッっとな。
その大きな背中がちょっと傾いたり(きっと、うとうと)、シャキンとしたり。
そして、右隣りの副長にぐんと身を寄せて何かお話を。
なぜにそんなに見つめ合って、身を乗り出して話すのだ?
左には手品をするヤッシーがいるのに、局長は右ばかりを。

同じく人見知りオダジョーも、源さんらと笑顔で談笑。
疲れた局長は、足を投げ出し足首ぐるぐる、そして乙女座りー!
興奮度200%の私たち。
藤原の体育座りもハート鷲づかみ。ぐっさん、かっこええ。

(スマンがまだ続く)