コールドマウンテン

昨日今日と、身も心もすんごい疲れたー。
その話は置いといて、先週観た映画の感想でも。(書くだけ書いて上げてないのが溜まっている。)

「コールド マウンテン」
南北戦争末期、出征する南軍兵士インマンと残った女性エイダ。
インマンは脱走し、女性のいるコールドマウンテンへと。
残ったエイダは帰ってくると信じ、苦境を乗り越え活きて行く。
風と共に去りぬ」のゆるい版。

逞しく生きていく女たちの話でも、戦争で分かれた恋人を待つ女の話でも、
恋人のもとに向かう脱走兵の話でもあるけど、なんとなく全体を通して印象が薄い。
ラブロマンスとしても、それほど。
日本人が戦国時代モノが好きなように、アメリカ人はこういう南北戦争モノを好むのか。
R15ってとこで気付けよ。
基準をよく知らないが、これまで見た15禁では惨殺や暴力シーンが多い。
こういうシーンは嫌いなのだった。
レニー・ゼルウィガーが、ブラボー。
二コールキッドマンが見たくて行ったけど、こっちはあまり。
どうしても、どんなときも気品が漂ってしまい、苦労し生きている女に思えない。

これを見ると、アメリカの銃社会はおかしいと思う。
1040年も前のこの頃と同じように、今も銃を保持してるなんて、やはりおかしなことだ。
1864年9月から始まる話なので、まさに幕末、新選組の頃。
今の日本の家庭で、刀を護身用に持つことはありえない。

脱走した兵士が拷問にあったり惨殺されるのも、イラク戦争が行われているの今の状況と似ていて、
この時期にアメリカの人々は、どういう思いで観ているのだろうか。

庵野監督と安野モモヨが夫婦だったなんて、おどろきもものき。
フランソワ・オゾンが女性監督と思ってたら男だった。フランソワは男でフランセズが女なのね。
 その昔は、泉鏡花が女だと思ってた頃もあった。