映画「SURVIVE STYLE 5+」

試写会へ行った。
市内のはずれの映画館でしか上映がなさそうなので、これを逃したら観に行けないかもしれない。
当たってよかった。

面白かったーー!
クレイジーでイッちゃってて、絵コンテが目に浮かぶような映画。
好き嫌いが分かれるかもしれん。

すれ違い絡み合う5つの話は、在り得ないことだらけの設定。
妻を殺しつづける男(浅野忠信
殺されつづけても蘇る妻
気持ち悪いほど濃いキャラの催眠術師(阿部ちゃん)
その元彼女のCMプランナー(キョンキョン
クライアントの恐妻家の製薬会社社長(千葉真一
催眠術を掛けられ鳥になったままの男(岸辺一徳
その妻(麻生祐未
ロンドンから来た雇われ殺し屋
どこでもついてくる同時通訳(荒川良々
泥棒3人組(津田寛治ら)のほか、
三浦友和や、マギー、ピエール滝などアクの強そうな濃厚な人々も登場。

現実離れしていてありえないのは人や話だけでなく、色鮮やかで隠微な雰囲気のセットの部屋も。
ここはラブホテルか、サンリオピューロランドかと。
シュールでクレイジーでファンタジアな世界。(どんなんだ)

カメオ出演してるらしい慎吾を逃さないよう、瞬き少なめでその辺りを凝視したら、
あ、いたーー!わずか5秒。
(注:ネタバレですが、知らないと気付かれなさそうなので、反転はしておりませんですよ)

生きてないし死体だし目開いてないし、写真だし。
分かりにくーー。
壁に掛けた写真の一つがそれなんだが、だーれも気付いていないだろうってくらい、
神主や謎の旅人の時のようなざわめきも起こらず、反応全くなーし。
本当に気づかれていないと思う。
会場内の20人くらいが、ひっそり分かったかも。

カメオ出演というより、「小道具」だった。
楽しいお仕事してますな。