シャーク・テイル

初日に見るのは初めて。
名古屋でメインの所なのに、<font color="#faebd7">がらがら</font>だった。
宣伝不足じゃなかろうか。
入替制でなかったので、吹替とオリジナルを続けて見ることに。
ペアチケ1200円で2本も見ていいんでしょか。

ストーリーは、”たいせつなものはそばにあった”誰が見ても分かり易いお話。
でも、パロや音楽やキャラクターそっくりのボイスキャストが面白いので、
ちびっこより音楽や元ネタを知ってる大人の方が楽めそう。
ストーリーは単純で子供向けながら、大人向け。

【吹替】
声の主をイメージし易い吹替の方がおもしろいかも。
似てる人を選んだ意味は大いにあり。

作らず香取慎吾のままでのダメ出しも、絵が慎吾似だからかと。
と言っても、第一声は誰か分からないくらい。
結構、技巧を凝らしておる。
ずーっと喋りまくり。かなり頑張ったんじゃないだろか、上手かった。

はあい、ぼくレニー!
レニーかわええ。ぐっさんかわええ。
モノマネの声色が既にぐっさんキャラなので、作った声も違和感なし。
おみごと。本家の声にも似てた。

色気ムンムン魚だけ小池栄子っぽくなく、
アンジェリーナ・ジョリー風にキャラ作りされてた。

オリジナルがデニーロ&スコセッシ監督なら、吹替は松方&ぐっさんのモノマネコンビ。
おもしろいのは、
同じ絵なのに吹替では松方弘樹にしか見えず、オリジナルではデニーロにしか思えないこと。
キャスティングの妙だな。

吹替ならではのセリフもあり。
普通のドラマで滅多に見られないチュウが見れる。するのはオスカーだけど。

【字幕】
吹替の訳と、微妙に違ってておもしろい。
しかし、「ウニ頭」を「寿司ダネ頭」と字幕にしたのはヘンだろ。
ナンバーワンよりオンリーワン」はどうなのか気をつけてたのに、
同じセリフはなかったものの、それに代わる意味のことも言っていなかったような…
うっかりスルーしてたくらい、普通こと言ってた(と思う)

デニーロがギャングって、まるでゴッドファーザー
あ、だから声やってんのか!と気付く。そういえばこれはゴッドファーザーもどき。おお!
吹替では考えもしなかった。
だってあまりに松方アニキだから。

おお!と思ったのは、
一番強いもの=食物連鎖のトップと言うこと。
声の主に似たキャラで擬人化を謀ったと思ったら、
実はそのまま生態系の話であったことに感動。