コリオレイナス 2

ストーリーは分かり易い。
ローマを勝利に導いた貴族コイオレイナスは、
執政官になるために、掟に従い民衆から票取りをするものの、
勇敢ではあるが真っ直ぐ過ぎる性分ゆえ、自らは闘いに臨まない民衆らを愚民呼ばわりし、
執政官に認められなかったばかりか、お上にそそのかされた民衆から逆に追放される。
復讐のため、敵であったヴォルサイ軍と手を組みローマと戦うが、
家族の嘆願により和解をし戦いをやめる。
元より疎ましく思っていたヴォルサイ軍の将軍によりコリオレイナスは殺害される。
殺したものの彼を尊び抱きしめるのであった。

相当端折るとこんな感じ。
かなり適当なので、ちゃんとしたあらすじはどこかで読んでちょ。

母役の白石さんに圧倒された。
彼女の場面のバックは菩薩像で、
その絵と白石さんが一体化してるような神々しさだった。
西太后の役なんてやったらすごそう。

現代にも通ずるテーマもあり、スペクタクル超大作映画見てるような迫力もあり、
幕間含め3時間半も長く感じなかった。
あーでも腰痛いけど。ここ、座席狭いし。

カーテンコール。
大勢の出演者の中央に立ち、挨拶する唐沢くんに、
ああ立派になったなあと、じーん。
20年近く前のあまり売れてない頃より応援してたので、
この姿に別の意味でしみじみし、掌痒くなるまで拍手をおくってきた。